
今年になってから、特にしんどい。階段を2、3段上がるだけで、心臓がドキドキ。日によっては、キッチンに立つだけで数分ともたない。長時間歩くこともままならない。
年のせい、いや更年期かもしれないと思ってなんとかごまかしていたが、3月の血液検査で、主治医がびっくりしたような顔をして、「よく立っていられるね。ヘモグロビン濃度が平均値の半分以下になっている。輸血しないといけないね。」と言われた。輸血はどうも抵抗があったので、とりあえず鉄剤の薬と週2回の鉄分の点滴に通院することにした。
ということで毎日が通院生活のような忙しい日々となり今に至る。夫に、病院の送り迎えから家事全般をしてもらい、まるで父母と同様、介護されているような生活になった。おまけに20年来風邪をひいたこともなかったのに、このところの異常気象でついに私も風邪をひき、もういろんな症状が出てきて、がんちゃんか、風邪か、貧血か、はたまた更年期(?)か、わけがわからなくなった。まー、症状が出るということは、身体がちゃんと反応し、体内にたまっている老廃物をデトックスしているに違いない。しばらく我慢して体調回復を待とう。
今日、1年あまり避けていた検査(骨シンチと造影剤入りCT検査)を1日がかりでしてきた。検査後すぐ結果も出るので、悩む時間もない。結果は、肺と肝臓への転移は今のところみられないが、骨転移が骨盤と背骨にかけてかなり広がっていて、背骨は骨がスカスカ状態になっていた。私もモニターで確認。心配性の主治医は、またまた「すぐ放射線をかけておいた方が安心。いつ折れてもおかしくない状態だ。」放射線は、できたら避けたいのでとっさに「セメント療法はどうでしょうか?とりあえずは、再びハイパーサーミアで治療してみます。」と言って、逃げ帰ってきた。
これからも通院生活は、続く。よしよし、私のがんちゃんいい子でいてね。
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