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日曜日にやっとみその仕込みをした。今年は玄米麹を使った玄米みそ作り。米こうじ味噌に比べ、繊維質、ビタミン、ミネラルが豊富で、やや優しいまろやかな味噌に仕上がるそうだ。ただし米麹に比べ麹菌の力が弱いため発酵がやや遅く出来上がりが少し遅くなるらしい。大豆、麹ともに2kgずつで仕上がりは8kgくらいかな?大豆をゆでてつぶす力仕事は、ほとんど夫がしてくれたので何とか半日で終わった。ああだこうだとふたりでレシピを見ながらの作業で、疲れ果てた。夏を過ぎる頃出来上がるのが待ち遠しい。手作りみそを食べると、市販のみそのツンとした味は食べられない。無理してでも作って食べたい!
今日は、月1回の診察日とソルトスタジオ尼崎とめいっぱいつめこんだ一日だった。
ソルトからの帰途王将の餃子が食べたいなと思いつつ、阪神尼崎駅近くの「ギョウザの王将」の店の前まで行くとなんと持ち帰り餃子1人前210円が150円に、ラーメン2人前が105円で店頭販売していた。こんなに安いとついつい私はいつも聞いてしまう「どうして安いのですか?」と。後ろのおばちゃんが、「姉ちゃん、賞味期限も切れてないしだいじょうぶや。」と親切に調べてくれた。重たい荷物になることも忘れ、いっぱい買い込んで電車に乗り込んだ。
今日は、すごくついてる日だなあと考えてみると、あったあった、しあわせの連鎖(?)。
- 朝の「とくダネ!」の今日の占い血液型選手権で、B型がトップだった。
- 病院での採血とゾメタの点滴どちらも右腕中央で一発で入った。こんなこと年に1、2回しかない。あちこち注射器を刺されて、あげくは右手首に、しかも内出血することも多い。
- ソルトスタジオへ行く途中、「尼崎えびす神社」の鳥居に気付き商売繁盛でも祈願しておこうと立寄り、帰りおみくじをひいてみると「大吉」なり。近くの神社や堀川えびす、お初天神ではのきなみ末吉ばかりだったのに。いい言葉をいただき、うれしくなった。「仰いで天に恥じず、附して人に恥じず。天に向かっても、人に対しても恥ずるところがない人生に、最高の運気が巡ってくる。人望も厚く、信頼も高い人間関係に運気は上昇の一途をたどる。。。。。」
- 帰りの電車は、通勤ラッシュにかかり立ち通しかと思ったけど、阪神電車も地下鉄も両方とも不思議と1席だけ空いていて、まるで私のためのシートのようだった。
- もちろん夕食は、餃子たっぷり、やっぱりおいしかった。
マーカー値は、CEAが300ほど上昇して2679.6となり、ショックではあったけど、今日一日を思い起こし元気になった。ものは考えよう、日頃の不摂生(最近目にあまるものがある)に気をつけなさいということとしよう。間食を控え、新鮮な野菜と果物をたっぷりとり、気功やウォーキングを増やし、メリハリのある生活を心掛けよう。
乳がんと同時に骨転移のステージ4の宣告以来、西洋医学では完治の可能性はほとんどないと言われ続けてきた。抗がん剤やホルモン剤の耐性ができると新薬に変え続け、それがなくなると命もそれまで。少しでも長く生き延びたいという必死の思いで、毎月のように講演会、セミナー、相談会に出席し、ドクターを追いかけた。病気のこともひととおり理解でき、西洋医学上の治療の中でより最新、より効果のある、より身体に優しい治療方法を選択してきた。ひとつの治療の耐性が出てくると、次の治療を探って調べたりセカンドオピニオンをしてきた。マーカー値のアップダウンで生活リズムが変化していった。と同時に退院以来、目に見えない世界への興味がだんだん頭をもたげてきた。むさぼるようにいろんな本を読んだ。天外伺朗、坂本政道、船井幸雄、リズ・ブルボー、アーノルド・ミンデル、エハン・デラヴィ、ゲリー・ボーネル等々、、一方、まだまだ精神的に揺らいでいる時期でもあったので「引き受け気功」に2年ほど通い、藤谷先生に元気と自己信頼をいただいた。山口忠夫先生の「直伝霊氣」のセミナーに京都まで通い、修了証を、「エリクソン催眠師初級・中級・上級」講座も受講。自分のオーラーを診てもらったり、遠隔ヒーリングをしてもらったり、、とにかく、生きのびることをそういった世界に求めた。現実は、今の医学では完治しないと言われていたのだから。退院後2、3年間くらいそのような生活が続いた。疑い深い私でも、そうこうしているうちに、何か目に見えない世界があるように思うようになった。そういえば、不思議なこと・その2を書こうとして、前書きが随分長くなってしまったが、最近思い当たることがある。前記の時期、ネット検索していて「無料遠隔ヒーリング」という言葉に目がとまり、申込をした。乳がんであることと第一腰椎に転移していることを伝えた。その後、日本スピリチュアル・ヒーラーグループから1通の封書が届いた。スピリチュアル・ヒーリングの説明と生活面での注意などが書かれてあった。それから、不思議なことが毎日のように1年近く続いた。毎日お昼前くらいに第一腰椎のあたりが、ふあっとあったかくなるのである。「あっ、またきたきた!」と叫んでいた。温泉にはいっているような気持ちよさを感じた。そのうち、第一腰椎の違和感が自然に消えていた。いつ頃消えたのかは、分からない。昨年2月に骨シンチ、MRI、CTの検査をした時、全身に骨転移が広がっていたものの、ひとつうれしい結果があった。それは「前回見られた第一腰椎の強い集積は軽快しています。L4/5レベルの集積は腰椎症でもあり得る範囲で、前回と著変を認めません。」その時は、遠隔ヒーリングのことはすっかり忘れていたのだが、きっとそのおかげなんだなと思う。日本スピリチュアル・ヒーラーグループ
スピリチュアリズム・サークル「心の道場」シルバーバーチの言葉を何度も読み返し理解しようとしていたことを思い出した。ガユ-ナ・セアロもそう、きっと私にとって大切な出会いの一つに違いない。
乳がん(骨転移のステージ4)と診断されて、5年と3ケ月。 経てみて分かることがある。もちろんステージ4で、5年以上生存していること自体も驚くべきことらしい。
それは、術後の化学療法EC(エンドキサン+ファルモルビシン)を4クールした時のこと。 副作用としては、もちろん脱毛、吐き気や嘔吐、発疹、白血球減少、骨髄抑制など重篤な症状が出る。なのに、髪の毛は3分の2は残り(もちろんまつげや眉毛もそのまま)、吐き気もそれほどきつくなく(体重はむしろ2kg増えた)、ほとんどの人はあの赤いファルモルビシンを見ただけで気分が悪くなるそうだが、何も知らない私は、それほど抵抗もなく抗がん剤点滴中は、ずーっっと見つめながら
「ありがとう。ありがとう。。。」とひたすら心の中でつぶやき続けた。
というのも、友人のYさんがお見舞いにもってきてくれた一冊の本、「水からの伝言」(江本勝著)による。「水に言葉をかけると、結晶の形がその言葉に影響される」ということが実際の写真で紹介されている。たとえば「ありがとう」や「愛」などの言葉だと美しい雪花状の結晶ができて、「ばかやろう」や「ロックミュージック」などをかけると汚く破壊的な結晶になっている。 ちょうど、この本を読んだ直後だったので、抗がん剤も液体だし「ありがとう」という言葉をかけるときっと私にとってよいものになるだろうなと思ったから。
水からの伝言 株式会社アイ・エイチ・エム
http://www.hado.com/
OFFICE EMOTO MASARU
http://www.masaru-emoto.net/
http://www.masaru-emoto.net/jp/crystal/index.html
もう一つ不思議なこと。江本さんの本の中で、「雲消し」のことが載っていた。
消したい雲をひとつ選んで見つめながら、心の中で「雲が消えました(必ず過去形で)。ありがとうございます。」と数分念じると消えるとあった。それを読み、そんなばかな!と思いつつ、病院の屋上庭園に行き試してみた。なんと!消えた!小さな雲を選ぶとほぼ100%消えた。夫に言うと信じてくれないので、目の前で見せて始めて信じてくれた。
目に見えるものしか信じられない科学至上主義の私は、このあたりから徐々に変化していったような気がする。いろんなパワーストーンとその本をもってお見舞いにきてくれたYさんが、これからの私にとっての大切なキーパーソンになろうとは、夢にだに思わなかった。
昨年12月半ばより、ウエスト周り中心に重たく自由に動けない状態が続いていたが、だんだん良くなりこの2、3日前より、日常生活に全く支障がなくなった。長時間の歩行もだいじょうぶ。やったあ〜!!結局何が原因だったのかは定かではないけど、うれしい。やる気も出て来て、きんかん煮と伊予かんのマーマーレードを作った。それから「手作りみそ」の材料もネットで注文した。今日は先程からパンも焼いている。身体が思うように動かないと、意欲がなくなる、面倒になる、無精になる、精神的にも病んでくる。痛みの中に入り込んでしまい、縮こまってエネルギーが外に向かわない。中村天風の言葉「心を強く持ち、病を気にしないこと」「心まで病に負けてはならない」「心は、常に積極的精神の状態であれ」を意識しながらの日々だった。その通りになり、あらためて意識、心次第かということを実感した。今回のことはそのようなことを理解するためのメッセージだったのではと思う。主治医に内緒にしておいて良かった。きっと骨転移からきているから、放射線でもということになっていたかもしれない。いろいろと症状が出るとつい乳がんと結びつけて考えがちだが、そのようなことはしないようにというメッセージかもしれない。心を強く持て!何かに頼るな!何ものにもとらわれていない心の状態!まだまだだけど、今回身をもって学んだことである。