乳がんと同時に骨転移のステージ4の宣告以来、西洋医学では完治の可能性はほとんどないと言われ続けてきた。抗がん剤やホルモン剤の耐性ができると新薬に変え続け、それがなくなると命もそれまで。少しでも長く生き延びたいという必死の思いで、毎月のように講演会、セミナー、相談会に出席し、ドクターを追いかけた。
病気のこともひととおり理解でき、西洋医学上の治療の中でより最新、より効果のある、より身体に優しい治療方法を選択してきた。ひとつの治療の耐性が出てくると、次の治療を探って調べたりセカンドオピニオンをしてきた。マーカー値のアップダウンで生活リズムが変化していった。
と同時に退院以来、目に見えない世界への興味がだんだん頭をもたげてきた。むさぼるようにいろんな本を読んだ。天外伺朗、坂本政道、船井幸雄、リズ・ブルボー、アーノルド・ミンデル、エハン・デラヴィ、ゲリー・ボーネル等々、、一方、まだまだ精神的に揺らいでいる時期でもあったので「引き受け気功」に2年ほど通い、藤谷先生に元気と自己信頼をいただいた。山口忠夫先生の「直伝霊氣」のセミナーに京都まで通い、修了証を、「エリクソン催眠師初級・中級・上級」講座も受講。自分のオーラーを診てもらったり、遠隔ヒーリングをしてもらったり、、
とにかく、生きのびることをそういった世界に求めた。現実は、今の医学では完治しないと言われていたのだから。退院後2、3年間くらいそのような生活が続いた。疑い深い私でも、そうこうしているうちに、何か目に見えない世界があるように思うようになった。
そういえば、不思議なこと・その2を書こうとして、前書きが随分長くなってしまったが、最近思い当たることがある。
前記の時期、ネット検索していて「無料遠隔ヒーリング」という言葉に目がとまり、申込をした。乳がんであることと第一腰椎に転移していることを伝えた。その後、日本スピリチュアル・ヒーラーグループから1通の封書が届いた。スピリチュアル・ヒーリングの説明と生活面での注意などが書かれてあった。それから、不思議なことが毎日のように1年近く続いた。毎日お昼前くらいに第一腰椎のあたりが、ふあっとあったかくなるのである。「あっ、またきたきた!」と叫んでいた。温泉にはいっているような気持ちよさを感じた。
そのうち、第一腰椎の違和感が自然に消えていた。いつ頃消えたのかは、分からない。昨年2月に骨シンチ、MRI、CTの検査をした時、全身に骨転移が広がっていたものの、ひとつうれしい結果があった。それは「前回見られた第一腰椎の強い集積は軽快しています。L4/5レベルの集積は腰椎症でもあり得る範囲で、前回と著変を認めません。」その時は、遠隔ヒーリングのことはすっかり忘れていたのだが、きっとそのおかげなんだなと思う。
日本スピリチュアル・ヒーラーグループ
スピリチュアリズム・サークル「心の道場」
シルバーバーチの言葉を何度も読み返し理解しようとしていたことを思い出した。
ガユ-ナ・セアロもそう、きっと私にとって大切な出会いの一つに違いない。
初めまして。4年前のプログですがその後如何ですか?今、私もヒーリングを受けて?いるのですが、何も感じません。
返信削除